学習会#17「子ども達の”撮る”を考える」
【AMコース】2024年3月14日(木)10:00~11:30
【夜 コース】2024年3月14日(木)21:00~22:30
学習会#17「子ども達の”撮る”を考える」として
ずいぶん前から問題になっていた自画撮り被害についてと
現場の声から危惧してきた撮影がらみの性被害加害、特に
最近統計的にも出てき始めた10代の盗撮加害問題について考えました
参加者が少なかったこともあり、個々の状況での深い話や
最近の活動で考えていることなども出ました
参加者は昼2名 夜2名(急遽欠席1名)
おもな内容としては
NHKのサイトより、10代の投稿からの問題と盗撮による被害者加害者の話、加害者の治療に取り組む斎藤先生のお話などを共有後、意見交換
警察庁の出している犯罪統計より、SNSによる子どもたちへの性被害の実態、増加する加害者の年代別割合などを共有後、それぞれの立場でできることを考えました
以下参加者の感想・活かしていきたい点など
盗撮がとても身近になってしまっていること。「撮る」ことが当たり前になりすぎている学校の授業。そしてそこに、肖像権があるという配慮を教えないことの問題。将来の加害者被害者がとても増えそうである現状。
盗撮の実態を知ることができた。思春期前までの学びが非常に重要。
私たちが伝えられることは、あなたはあなたでいいんですよ。
それを侵害された時はきちんと声に出して伝えましょう。というところ。
しっかり伝わるように考えていきたい。
授業の後の校長室で情報提供の場とするなど、せっかくの機会をこれまでいかせて来れなかったので、今年度は機会を生かせるように準備したい。
撮られることが当たり前の子ども達なので、保護者や周囲の人の日ごろの意識から変える必要性。急務
性教育の授業に具体的に入れ込む。大人向け(教員等、保護者)の話の中でしっかり伝えたい
統計データを常に追いかけ、客観的データを示すことは
学校や子育て世代に伝えるきっかけになるので、常にアンテナを張っておきたい
(包括的)性教育という言葉にいまだにアレルギー反応を起こす人がいる実態がわかった
性教育とメディアの問題は切っても切れない関係だと再確認した
※参加申込者は下記リンクより学習内容の動画が確認できます
学習会の詳細報告(動画付)は、こちら(要、PW)